誅仙~バカンス(話・序)


「いやっほーーい。思い切り楽しむどんーー!!」
〔楽しむどんーー!!〕
〔むどんーー!!〕
〔どんーー!!〕
神域の水辺に響き渡るどでかい、やまびこならぬこだまする叫び声。
声の主は、水着をいたく気に入ったボルギンの雄叫びだった。
夏も終わり、秋の気配が冬の気配に変わろうとする頃、日々忙しさに忙殺されているGM達が、やっと休みを取れた一日。
かねてからのボルギンの「お願い」だった「水着の可愛いお姉ちゃんと水辺で戯れる」をやっと実現できる時。
しかし、寒さが増してくる季節に、当然、水辺には「可愛いお姉ちゃん」が居るはずもなかった。
やっと取れたお休み。
しかし、時期は冬に入ろうとしている。
世間一般は厚着をする季節でもある。
肩をガックリと落とし落胆し、仕事に見が入らない様子のボルギンを見るに見兼ねて、仲間のGM達は相談しあい、一肌脱ごうと言うことになった。
その案は、「常夏の暖かさがある神域で、休みの一日を全員が水着で過ごす」だったのだ。

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